iPhoneやAndroidの端末で着信拒否してないのにもかかわらず、特定の相手から電話が繋がらないと言われて困惑したことのある人たちもいるはずです。電話をかけた側からすれば、「自分は拒否されているかもしれない」と不安になりますから、早めに解決したいトラブルですよね。
実際のところ、着信拒否しているわけではないのに電話が繋がらないのは、どうしてなのでしょうか?
この記事では、着信拒否してないのに電話が繋がらないときの対処法を解説しています。iPhoneとAndroidに共通する問題として取り上げているので、スマホを使っている人は参考にしてみてください。
着信拒否してないのに電話が繋がらない原因
さて、着信拒否していないのにも電話が繋がらないのは、どうしてなのでしょうか?
その原因は大きく3つあると考えられます。
原因1 おやすみモードになっている
第1に、iPhoneやAndroidの端末が「おやすみモード(おやすみ時間モード)」になっていることが原因であると考えられます。
おやすみモードとは、ユーザーが就寝時に着信や通知をオフにする設定です。スマホによる睡眠妨害を防ぐことを目的としています。おやすみモードがオンになっていると、電話をかけた相手は着信拒否されたときと同様に「プープー」となって切れてしまいます。
電話をかけた人からすると、「着信拒否された」と勘違いをするかもしれないので注意しましょう。いうまでもなく、着信拒否は実質的な絶縁とも言えますから、些細な誤解をきっかけに人間関係が破綻するおそれがあります。
原因2 端末が圏外になっている
第2に、通信環境が不安定な場所にいて端末が圏外になっている可能性があります。
当然ながら、iPhoneにしても、Androidにしてもモバイル端末は電波の届かない場所あれば、着信拒否していなくとも電話は繋がりません。
大抵の場合は「お客さまの電話は電波の届かないところにあるか、電源が入っていないため、お受けでいません」というようなアナウンスが流れるので、着信拒否ではないと判断できるはずです。
原因3 他のだれかと電話している
第3に、他のだれかと電話していることが原因であると推察されます。
「割込電話」というオプションサービスを利用している場合は例外として、通話中の相手に電話をかけることはできません。要するに、相手がかけるタイミングが悪かっただけなわけです。「割込電話」の設定がオフになっている場合、着信履歴にも残りません。
着信拒否してないのに電話が繋がらないときの対処法
それでは、着信拒否していないのに電話が繋がらない場合、具体的にどうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく5つあると考えられます。
着信拒否してないのに電話が繋がらないときの対処法
- 方法1 おやすみモードを解除する。
- 方法2 電波が届く場所に移動する。
- 方法3 「割込電話」のサービスを利用する。
- 方法4 端末を再起動して再度電話をかけてもらう。
- 方法5 自分から電話をかけて通話の可否をチェックする。
上記の方法を実行すれば、着信拒否していないのに電話が繋がらないという問題は基本的に解決できると考えられます。それでもなお、電話ができない場合は端末が故障しているおそれがあるので、ソフトバンク、au、docomoのカスタマーサポートに相談してください。
なかには、電話をかけている相手が「通話できない」と嘘をついている場合もあるでしょう。例えば、相手が電話をかける約束を破ったときに言い逃れのために「繋がらなかった」と言うことも考えられるわけです。もちろん、疑っても仕方がないこともありますが、端末の問題ではなく人為的な要素も絡んでくる可能性があることは状況次第では考慮してもよいでしょう。
丁寧に説明しよう
着信拒否は相手をブロックするセンシティブな設定です。今の時代、スマホで特定の相手からの連絡を遮断するのは人間関係を破綻させる行為と言っても過言ではありません。
そのため、いくら通話しても繋がらない状態になると、相手からすれば「拒否されているのかもしれない」という懸念が生まれて、関係性が悪くなるおそれがあると考えられます。それを避けるためには、丁寧な説明が必要です。
些細な誤解から人間関係には亀裂が生じます。もちろん、本当に拒否している場合もあり得るでしょう。デジタル社会になって端末で繋がりを保存できるようになると、「人々が繋がり過ぎてしまう」という問題も起きてしまいがちです。
その結果、自分の生活が他人に振り回されてしまう可能性が高くなるので、人生を浪費しないようにくれぐれも注意してください。
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