X(旧Twitter)を頻繁に利用している人たちのなかには、「Twitter動画保存ランキング」のサービスをブックマークしている人たちもいるはずです。しかし、久しぶりにアクセスすると、関連のWEBサイトが開けないという事象が起きているようです。果たして、これは事実なのでしょうか?
この記事では、「Twitter動画保存ランキングは消えたのか?」という疑問について考察しています。消去された理由や使わないのほうがよい訳も解説しているので、普段から頻繁にTwitter動画保存ランキング系のサービスを利用している人たちは参考にしてみてください。
Twitter動画保存ランキングとは?
Twitter動画保存ランキングとは、X(旧Twitter)上にアップロードされている動画が保存された回数や人数をベースに順位をつけた情報を公開している外部サービスです。Xとは全く無関係です。
WEBサイトの管理者が不明であることから安全性に問題があるおそれがあるので注意してください。危険な理由について知りたい人たちは以下の記事をご覧ください。
Twitter動画保存ランキングは消えた?
さて、Twitter動画保存ランキング系のサービスは消えたのでしょうか?
結論から言えば、一部のサービスは既に終了しており、インターネット上から消えています。現時点では、以下のサービスはまだ機能しています。
まだ消えていないTwitter動画保存系のサービス一覧
サービス1 twi-douga
Twitter保存ランキングで最も有名なサイトです。リアルタイム、24時間、1週間、1ヶ月という区切りで1位から20位まで順位を公開しています。
サービス2 TWIVIDEO
TWIVIDEOは、24時間、3日間、1週間という単位1位から45位までのランキングを公開しています。
しかし、これらのサイトは必ずしも安全であるとは限りません。
Twitter動画保存ランキング系のサービスが消えた理由
それでは、どうしてTwitter動画保存ランキング系のサービスが消えたのでしょうか?
これに関しては、Twitter動画保存ランキング系のサービスは著作権侵害の可能性が極めて高いことから、管理者が問題にされる前に消したのではないかと考えられます。
実際、X上に投稿されている動画は他人の著作物であるケースが多く、それを勝手に紹介して広告料を得るようなビジネスモデルは法律上、許されないと考えられます。いわゆる、漫画村と同じ論理で違法なコンテンツとして処罰される対象になるおそれがあります。
おそらく、ソーシャルメディア上の著作権侵害が取り締まられるようになった昨今の風潮に身の危険を感じた管理者たちがサイトを閉鎖して逃げ切ったのでしょう。
Twitter動画保存ランキングを使わないほうがよい訳
なお、Twitter動画保存ランキング系のサービスは原則として使わないほうがよいです。その訳は大きく3つあります。
- その1 アダルトや暴力的なコンテンツが多い。
- その2 法律違反のウェブサイトを支援することになる。
- その3 ウイルスが仕込まれているおそれがある。
総じて、Twitter動画保存ランキング系のWEBサイトはXと無関係の個人が勝手に開発して運営しているため、利用者の安全性が担保されていないと考えられます。むしろ、広告料さえ稼ぐことができるならば、なんでもするくらいのテンションで制作されていると言っても過言ではないでしょう。
したがって、サイト訪問者にとってはリスクの高いサイトである傾向が高いと言えます。そもそも数多くのサービスが終了していることからも、利用を控えたほうが賢明であると言えます。
ルールに従ったサービスを使おう
ソーシャルメディアにアップロードされている動画などのコンテンツに関する取り扱いは必ずしも法律に準拠しているわけではありません。むしろ、現状では著作権侵害が横行しており、権利者側も訴えるまで至っていないケースも多数あります。事務負担を考えると、仕方がないのかもしれません。
とはいえ、依然よりも確実に損害賠償を請求する事例も増えていきます。だから、「Twitter動画保存ランキング」系のサービスが消えていると考えられます。
その意味では、少しずつルールに従ったサービスでないと生き残れないようにマーケットが健全化し始めていると言えるでしょう。利用者にとってもリスクの高いサービスですから、これを機会に安全面から利用を控えることを強く推奨します。
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