iPhoneを利用している人たちのなかには、朝起きるためにアラームを設定している人たちもいるはずです。けれども、いざアラームがなると、あまりにも音量が大きすぎて使いづらいと感じることもあるでしょう。実際のところ、アラームの音だけ大きくなるのはどうしてなのでしょうか?
この記事では、iPhoneにデフォルトで設けられているアラームの音量が大きすぎるときの対処法を解説しています。また、アラームの音量が勝手に変わる問題についても言及しているので、iPhoneを日常的に利用している人たちは参考にしてみてください。
iPhoneのアラーム音量が大きすぎる時の対処法
さて、iPhoneのアラーム機能で鳴る音が大きすぎる時は、どうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく2つあると考えられます。
方法1 アラームのサウンド設定を変更する
第1に、iPhoneのアラーム設定からサウンド設定を変更しましょう。
実のところ、iPhoneの音量調節とは別にアラームそれ自体のボリュームを個別に変更することが可能です。具体的には、以下の手順でサウンドを小さくしましょう。
アラームのサウンド設定を変更するやり方
一番上に表示されているボリュームのゲージを右から左にスワイプすることで、アラームを含む着信音や通知音の音声を小さくできます。
上記の設定を完了すれば、アラームの音量が大きすぎることによる不快感は軽減できるでしょう。ただし、着信音や通知音に気づきづらくなるおそれがあるので注意してください。
方法2 スマホを置き場所を変更する
第2に、スマホの置き場所を変更するのも選択肢のひとつです。
すなわち、アラームの音量が大きくても気にならない場所に置いておけばよいわけです。いうまでもなく、音を発するものとの距離が遠くなればなるほど、聞こえる音は小さくなります。
加えて、寝ながらスマホを控えるのは健康的にも良い影響があると言われています。これを機会に就寝時のルーティンとしてスマホをベッドから離れた場所に置くことをおすすめします。
アラームの音量が勝手に変わるのはなぜ?
なお、iPhoneのアラームで設定している音量が勝手に変わることがあります。自分でサウンドを大きくしたり、小さくしたりしたわけではないのに変更されるのは怖いですよね。なかには、「iPhoneにウイルスが仕込まれているのではないか?」と不安を覚える人たちもいるかもしれません。
実際のところ、何が原因でアラームの音量が勝手に変更されたのでしょうか?
結論から言うと、アラームの音量が自動的に変更されるのは、iPhoneの「画面注視認識機能」が作動していることが原因であると考えられます。画面注視認識機能とは、iPhoneの正面に搭載されている「TrueDepth カメラ」がユーザーのデバイスに対する注意度合いを計測する仕組みです。
Face ID の登録をしていなくても、TrueDepth カメラ*は賢く働き、画面注視認識機能に対応します。画面注視認識機能を使えば、あなたがデバイスに注意を払っているかどうかを iPhone が認識し、自動的に対応してくれます。たとえば、以下のように働きます。
Apple公式HP『iPhone や iPad Pro の画面注視認識機能のオン/オフを切り替える』より引用
- デバイスを見ていれば、その目線を外さない限り、ディスプレイが暗くなりません。
- デバイスを見ているときは、通知音量を低く抑えてくれます。
すなわち、TrueDepth カメラが今、iPhoneを使っている状態であると判断すると、アラームの音量を勝手に下げてくれるわけです。アラームがユーザーに特定の時間でのアクションを喚起させることを目的としているならば、端末を操作しているときに爆音で知らせる必要はないですよね。
もし、画面注視認識機能をオフにしたいのであれば、以下の手順を実行してください。
画面注視認識機能をオフにする方法
バグの可能性もある
なお、iPhoneの音量設定でアラームのサウンドを下げたのにもかかわらず、大きい音がなる場合、端末に不具合が生じている可能性があります。その場合は、一度電源をオフにして再起動することで問題が解決することがあるので、試してみてください。
もし、アラームの音量に関するトラブルが解決されないのならば、Appleのカスタマーサポートに相談するのも選択肢のひとつです。実際、AppleではユーザーがiPhoneをはじめとする各種製品について相談できる窓口が設けられています。自分で考えるよりもプロに判断してもらったほうが早いの事実です。
これを機会に利用してみることをおすすめします。
記事に関してコメントする