iPhoneを利用している人たちのなかには、「起動したアプリを使わないときは閉じたほうがよい」と考えている人たちもいるはずです。たしかに、アプリを開きっぱなしの状態にしていると、データ通信量が無駄にかかったり、システムデータに負荷がかかったりするイメージがありますよね。
ところが、実際のところは、「アプリを終了しないほうがいい」と言われています。その理由は何なのでしょうか?
この記事では、iPhoneのアプリを終了しない方がいい理由を解説しています。「アプリを開きっぱなしにしてもよいのか?」という疑問を感じている人たちは参考にしてみてください。
iPhoneのアプリを終了しない方がいい理由
さて、「iPhoneで起動したアプリを終了しないほうがいい」と言われるのは、なぜなのでしょうか?
これに関しては、アプリを起動するときに電力を消費するため、使っていないときでも終了しないほうがいいと言われています。事実、iPhoneをはじめとする端末はアプリを開くときに最もエネルギーを消費します。
実際に、Appleの公式サイトでは、アプリを終了した方がいいケースは不具合が生じたときだけでよいと記載されています。
アプリを終了した方がいいのは、アプリが反応しなくなったときだけです。アプリを終了する方法は、お使いのデバイスやモデルによって異なります。
Apple公式サイト『iPhone や iPod touch でアプリを終了する方法』より引用(最終確認日:2024年2月20日)
「アプリを使っていないときは閉じたほうがよい」と思われがちですが、メーカーの視点では起動したままの状態にしておいたほうがよいのです。おそらく、この対応を意外に感じている人たちも多いのではないでしょうか?
アプリを強制終了する方法
以上のことを踏まえて、iPhoneでアプリがうまく起動しなくなったときは、迷わずに強制終了しましょう。具体的なやり方は以下のとおりです。
iPhoneのアプリを強制終了する方法
(iPhone X以降の場合)
- 手順1 ホーム画面の下部から上にスワイプし、画面の中ほどでそのまま指を止める。
- 手順2 左右にスワイプして、終了するアプリを探す。
- 手順3 アプリの表示画面を上にスワイプすると終了する。
(iPhone X以前の場合:ホームボタンがあるタイプ)
- 手順1 ホームボタンを2回押す。
- 手順2 左右にスワイプして、終了するアプリを探す。
- 手順3 アプリの表示画面を上にスワイプすると終了する。
上記の詳しいやり方を知りたい人はAppleの公式サイトをご確認ください。
開きっぱなしでいい
iPhoneでアプリを使うときは基本的に開きっぱなしで大丈夫です。むしろ、起動したままの状態にしておいたほうが消費電力を節約できるでしょう。
とはいえ、日常的に全く使わないアプリならば、閉じておいたほうがシステムデータへの負荷は下がるはずです。その意味では、頻繁に使うものだけを起動しておくことをおすすめします。
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