iPhoneやAndroidの端末を落とした際に、画面が割れてしまうことがあります。その際に、几帳面な人ならば、すぐに交換しようと考えるかもしれません。
けれども、なかには、割れた状態のままで使い続けている人たちもいるのです。それに対して、違和感を持つ方からすると、買い換えや修理をしない理由がわからないですよね。実際のところ、スマホを割れたまま使い続ける人たちはどのような気持ちなのでしょうか？
この記事では、スマホを割れたまま使う人の心理を考察しています。また、スマホが割れているだけなのに、他人から「メンヘラ扱いされることはあるのか？」という疑問についても言及しているので、iPhoneやAndroidの画面が割れている人たちも参考にしてみてください。
スマホを割れたまま使う人の心理
さて、iPhoneやAndroidなどのスマホを割れたまま使う人は、どのような心理なのでしょうか？
一概には言えませんが、ここでは代表的な３つの動機を紹介していきます。
心理１ 端末が機能すれば気にならない
第１に、「端末が機能すれば問題がない」と気にならないから使い続けていると考えられます。
実際、スマホの画面が割れていたとしても、内部が故障していなければ問題なく使用できます。iPhoneやAndroidの修理や買い替えには、それなりに時間がかかりますから、「とりあえず端末として利用できればよい」と考える人たちは想像以上に多いはずです。
割れた画面で怪我をするリスクさえなければ、スマホとして利用可能な状態であることには変わりません。見た目が然程気にならないタイプの人ならば、割と自然な選択とも言えるでしょう。
心理２ 金銭的に余裕がないから仕方がない
第２に、買い替えや修理したくても金銭的に余裕がないから仕方がないと思っている可能性があります。
通常、所有者の不注意で画面が割れてしまった場合、無償で修理や交換してもらう対象にはなりません。したがって、スマホの画面割れを直したくても直せないわけです。それにもかかわらず、iPhoneやAndroidの端末を使い続けていることにネガティブな印象を持たれるのは辛いですよね。
経済状況は個人によってさまざまですから、心ない勝手な評価を下すのはやめておきましょう。
加えて、分割払いでスマホを購入した場合、少なくとも２年から３年は新しい端末を購入するまで待たないといけません。一括で購入を終えていたとしても、10万円を超えるスマホも珍しくないですから金銭的に買えないこともあると考えられます。
心理３ おしゃれだと感じている
第３に、スマホの画面割れをおしゃれだと感じている人もいるようです。
実際、ひび割れをうまく活かしてアーティスティックなデザインを施している人たちもいます。例えば、ひび割れたところにカラフルな蛍光色を入れたり、漫画のキャラクターが拳で割っているように見せたりするなど、センスの良い人からすると割れたスマホも芸術の素材なわけです。
一見すると、かっこ悪いひび割れがデザインの力でおしゃれで面白い素材になるなんて面白い発想ですよね。ひび割れたスマホを使い続けている人の気持ちがわからずに困惑している人はロック画面の画像を見てみると、もしかしたらおしゃれな画像がセットされているかもしれませんよ。
スマホが割れているだけでメンヘラ扱いされる？
なお、スマホが割れているだけでメンヘラ扱いされるおそれはあるのでしょうか？
どうやら、一部の人はメンヘラはスマホの画面が割れがちであると考えているようです。これに関しては、Xで関連の投稿がいくつも散見されます。
どうやら、精神的に不安定な人はイラついた衝動で物を投げることから、スマホの画面がバキバキに割れてしまうのが理由であるようです。たしかに、ヒステリックな人が怒って、スマホを投げるシーンは想像できなくはありませんよね。
とはいえ、スマホが割れているからといって、その人が必ずしもメンヘラであるわけがありません。メンヘラがスマホを投げて画面を割ることもあれば、うっかり落として壊れることもあるのです。したがって、スマホを割れたまま使い続ける人をメンヘラ扱いするのはやめましょう。
怪我をしないように保護シートをつけよう
なお、スマホを割れたまま使い続けると、指をガラスで傷つけてしまうおそれがあるので注意してください。もし、そのまま使うにしても、保護シートをつけたほうが安全です。家電量販店やネットで安価で購入できるので、自分の端末に適したものを探してみてください。
ポチップ
日本人は何かと特定の行動から心理を読もうとしがちですが、現象が必ずしも人間の気持ちを象徴しているわけではありません。人の心は目には見えませんし、性格によって同じ出来事でも感じ方が違いますから勝手に決めつけるのは控えたほうがよいでしょう。
「スマホの画面が割れている」という単純なことを複雑な人間心理の描写として捉えた結果、相手の気持ちとは全くかけ離れた誤解を抱いてしまえば、人間関係も悪くなってしまうかもしれません。あくまでも、目の前の一人と丁寧な対話を通じて、気持ちを理解していくべきなのです。
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