X(旧Twitter)を利用している人たちのなかには、用途に応じてアカウントを使い分けようと考えている人たちもいるはずです。その際に、今現在使っているメールアドレスでアカウントを登録することは可能なのでしょうか?
この記事では、「X(旧Twitter)は同じメールアドレスで複数アカウントを作れるのか?」という疑問について考察しています。これから目的別にアカウントを使い分けようと考えている人たちは参考にしてみてください。
X(旧Twitter)は同じメールアドレスで複数アカウントを作れる?
さて、X(旧Twitter)では、同じメールアドレス で複数アカウントを作成できるのでしょうか?
残念ながら、Xでは1つのメールアドレスにつき1つのアカウントしか作成できません。これに関しては、Xのヘルプセンターにも以下のように記述されています。
1つのXアカウントには、1つのメールアドレスしか登録できません。あなたの情報が使用できない場合、別のXアカウントで使用されている可能性があります。
Xヘルプセンター『すでに使われているメール、電話番号、またはユーザー名に関するヘルプ』より引用
実際に、アカウント登録で使用済みのメールアドレスを入力すると、「このメールアドレスは既に使われています」というエラーメッセージが表示されます。
したがって、同じメールアドレスでアカウントを作成するには、登録済みのアカウントを削除するしかないのです。
複数のアカウントを作成する方法
それでは、X(旧Twitter)で複数のアカウントを作成するには、どうすればよいのでしょうか?
その方法は大きく2つあります。
方法1 電話番号で登録する
第1に、電話番号を使えば最大10個までXのアカウントを登録できます。
これに関しては、Xのヘルプセンターでも以下のように記載されています。
電話番号は、最大で10個のアカウントに登録できます。パスワードリセットのリクエストやログイン認証などのセキュリティ機能についてのショートメール(SMS)は、携帯電話番号を登録した各アカウントに届きます。
Xヘルプセンター『電話番号に関するよくある質問』より引用
電話番号を入力することに抵抗感がないのであれば、メールアドレスの代わりに使用することをおすすめします。実際、10個もアカウントが作れるのですから、一般人なら十分すぎると言えるでしょう。
ただし、Xのルールを破って永久凍結された際に使用していた電話番号はアカウント作成に使えない場合があるので注意してください。
方法2 新しいメールアドレスを取得する
第2に、新しいメールアドレスを取得してアカウントを作成するのも選択肢のひとつです。
例えば、Googleが提供しているGmailは無料でメールアドレスを簡単に発行できます。
万が一、Xで個人情報の流出が起きたとしても、アカウント発行のために作成したメールアドレスならば、電話番号よりも損失ははるかに少ないと考えられます。その意味では、セキュリティに配慮するならば、オリジナルのメールアドレスを発行したほうがよいと言えるでしょう。
同じメールアドレス で作り直しはできる?
なお、削除済みのアカウントで使用していたメールアドレスを使って、新しくアカウントを作り直しすることは可能なのでしょうか?
これに関しては、アカウントの削除手続きが完了してから30日が経過してからならば、同じメールアドレスでも新規アカウントを作成することは可能です。Xでは、アカウントの削除申請が完了してから30日以内であれば、元に戻せるようになっています。
過去に削除したアカウントを復活させるには、30日以内にログインする必要があります。削除してから30日以上経過するとアカウントは復活できません。
Xヘルプセンター『アカウント復活のヘルプ』より引用
以上のことからも、アカウントを消してから30日間はX上に登録時のメールアドレスが残っていると考えられます。事実、アカウントを削除してからすぐに同じメールアドレスを使って登録しようとすると、「このメールアドレスは既に使われています」という表示が出てきます。
ただし、削除済みのアカウントが凍結されている場合、そのメールアドレスではアカウントを新規で作成できないことがあります。いわゆる、ルールを破る迷惑行為をはたらく個人情報はXで自動的に除外されてしまうわけです。
また、アカウントを新規作成するために、わざわざ1ヶ月も待つのは現実的ではありません。それならば、電話番号や別なメールアドレスを作成して発行することを推奨します。
アカウント登録の手段は複数ある
Xのアカウントを新規で登録するのに必ずしも同じメールアドレスを使用する必要はありません。
電話番号をはじめGmailなどの無料メールサービスを活用して別なアドレスを取得すれば、複数のアカウントを簡単に作成できます。
是非、Xの利用目的に応じてアカウントを使い分けたい人たちは本記事を活用してみてください。
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