iPhoneの音量をマックスに設定しているのにもかかわらず、電話や動画を利用するときに、端末から発生する音が小さくなってしまうことがあります。耳が悪いわけでもないのに、ボリュームが急に小さくなってしまうの困りますよね。
一体、何が原因なのでしょうか?
この記事では、iPhoneの音量がマックスなのに小さい原因と対処法を解説しています。日頃からiPhoneを利用している人たちは参考にしてみてください。
iPhoneの音量がマックスなのに小さい原因
さて、iPhoneの音量を最大にしているのにもかかわらず、音が小さくなるのはなぜなのでしょうか?
その原因は大きく3つあると考えられます。
原因1 アプリの音量設定が低くなっている
第1に、アプリやブラウザ上で利用しているサービスの音量設定が低くなっていることが原因であると考えられます。
例えば、YouTubeやNetflixなどの動画系サービスでは、アプリそれ自体に音量を調整する機能が実装されています。すなわち、iPhoneで音量をマックスに設定していたとしても、動画サービスで設定可能なボリュームが低い状態になっていると、音声が小さくなってしまうのです。
逆に、動画配信サービスのアプリで音量がマックスになっていても、iPhone本体の音量が小さくなっていると、スピーカーから出力されるが大きくならないので注意してください。
原因2 スピーカーに不具合がある
第2に、iPhoneのスピーカーに不具合が生じている可能性があります。
スピーカーはハードウェアなので外部の衝撃や経年劣化によって機能が低下するおそれがあります。もし、iPhoneの故障が理由で音声がうまく出力されていないと思ったら、Appleストアで一度チェックしてもらったほうがよいでしょう。
素人でiPhoneの状態を判断するよりもプロの目線で原因を究明してもらったほうが適切な選択肢を取ることができるのは言うまでもありません。AppleCareに加入している場合、修理費用がかからない場合もあるので、まずは一度サポートデスクに相談してみてください。
原因3 低電力モードになっている
第3に、低電力モードになっていることが原因と推察されます。
低電力モードとは、iPhoneのバッテリーが少なくなったときに消費電力を抑えるための設定です。これによって、音声をマックスにしているのにボリュームが小さくなるという現象が起きる場合があります。
デフォルトでは一定の残量を下回ると自動的に起動するので、いきなり音量が小さくなったとユーザーが困惑するわけです。設定から解除すれば元に戻るので、焦らずに対応しましょう。
iPhoneの音量がマックスなのに小さいときの対処法
それでは、iPhoneの音量がマックスなのに小さいときは、具体的にどうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく3つあると考えられます。
方法1 使用サービスの音量設定を確認する
はじめに、アプリやブラウザなどの使用しているサービスの音量設定を確認してください。
特に、音楽や動画、ゲームなど音声が基本的に発生するコンテンツに関しては、サービス内に独自の設定が設けられているケースが多くなっています。もし、音量の変更についてわからない場合は、「サービス名 音量設定」とGoogleやソーシャルメディアで調べてみてください。
人気のサービスであれば、あなたと同じような問題を抱えている人たちが音声設定のやり方について投稿しているはずです。それを見て、
方法2 アップルストアに相談する
続いて、アップルストアに相談しましょう。
Appleのカスタマーサポートは非常に充実しています。電話でユーザーが抱えている問題をヒアリングして、具体的なアドバイスを無料で提供してくれます。加えて、アップルストアが近くにあるならば、「ジーニアスバー」という仕組みを使って専門スタッフに問題について相談することも可能です。
Appleの公式サイトでは、修理をはじめ相談する方法についてまとめられているので確認してください。
方法3 低電力モードをオフにする
最後に、低電力モードをオフにしましょう。
具体的には、以下の手順で操作を進めてください。
低電力モードを解除する方法
故障している可能性もある
なお、iPhoneの経年劣化や落とした衝撃でスピーカーが故障している可能性もあります。iOSをアップデートしたうえでうまくいかない場合、修理を検討する必要があるかもしれません。AppleCareに加入しているならば、無料で直してもらえる場合もあるので、状況を確認しておきましょう。
上記で紹介した方法のいずれかで解決の兆しは見えるはずです。買い替えを検討する前に、まずはできることをやってみてくださいね。
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