SafariやGoogleなどのブラウザサービスを使っている際に、検索はできるけどWEBサイトにアクセスできずに困った経験のある人たちもいるはずです。問題解決のために検索エンジンを使っているのに、肝心の情報にたどり着けないのはもどかしいですよね。
実際のところ、どうして検索できるのにページを開けないのでしょうか?
この記事では、スマホで検索はできるけどページが開けないときの対処法を解説しています。iPhoneやAndroidで検索エンジンを利用している人たちは参考にしてみてください。
スマホで検索はできるけどページが開けない原因
さて、スマホで特定のキーワードで検索はできるのにもかかわらず、結果として表示されたWEBサイトにアクセスできないのは、どうしてなのでしょうか?
その原因は大きく4つあると考えられます。
原因1 通信制限がかかっている
第1に、スマホに通信制限がかかっていることが原因でページを開けていない可能性があります。
通信制限がかかると、1秒当たりに使用可能なデータ容量のスペックが著しく低下するので、ページの読み込みに膨大な時間がかかってしまうわけです。ずっと待っていれば、WEBサイトが表示される可能性はありますが、内部リンクのページに移動する度に真っ白な画面の状態になることも珍しくありません。
特に、アクセスするサイトのフロントページに使用されているデータ容量が大きい場合、読み込むができずに開けないというトラブルが起きやすいので注意してください。
原因2 WEBサイトにトラブルが起きている
第2に、WEBサイトそれ自体にトラブルが起きていると考えられます。
例えば、WEBサイトの運営者がサーバーやドメインの料金を支払っていなかったり、ウイルスに感染してデータが消えてしまったりと、何らかの問題が起きている可能性があるわけです。
GoogleやSafariでは、インデックス済みのページは開けなくても検索結果に表示されてしまうので、アクセスするまでユーザーが接続の可否を判断できないのです。実際、ちょっとサイトが表示されないだけで検索結果から除外されると、情報市場が荒れてしまいますから仕方がありません。
原因3 インターネット環境が悪い
第3に、インターネット環境が不安定であることが原因かもしれません。
すなわち、検索した時点では問題がなくても、いざサイトにアクセスするタイミングでネット環境が悪くなった可能性があるわけです。
例えば、スマホが圏外になった場合はインターネット通信ができないわけですから、WEBサイトを開けません。また、町中に設置されているフリーWi-Fiにログインせずに接続すると、スマホが一時的にオフラインになることがあるので注意しましょう。
原因4 端末やアプリに不具合が起きている
第4に、スマホの端末やアプリに不具合が起きていると推察されます。
ハードウェアやソフトウェアにはトラブルがつきものです。そのなかには、インターネット検索に悪影響をもたらすバグも存在します。実際に、Xなどのソーシャルメディアで「ネット繋がらない」などの関連キーワードを検索してみましょう。
もし、あなた以外のユーザーがリアルタイムで関連する投稿をアップロードしているならば、大規模の障害が起きていると判断できます。逆に、だれも何も投稿していない場合、あなたの端末やアプリだけが問題を起こしていると言えます。
スマホで検索はできるけどページが開けないときの対処法
それでは、iPhoneやAndroidなどのスマホで検索はできるけどページが開けないときは、具体的にどうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく7つあると考えられます。
スマホで検索はできるけどページが開けないときの対処法
- 方法1 キャリアの設定から通信制限を解除する。
- 方法2 WEBサイトが復旧するまで一定時間が経過してからアクセスする。
- 方法3 インターネット環境が安定した場所でページを開く。
- 方法4 Wi-Fiの受信ボタンを解除する。
- 方法5 端末やアプリを再起動する。
- 方法6 ソフトウェアやアプリをアップデートする。
- 方法7 メーカーやキャリアのカスタマーサポートに相談する。
これらの方法で基本的には解決すると考えられます。原因を特定してから対処法を選択するのもよいですが、ひとつずつ試したほうが早いかもしれません。
冷静に考えると、検索エンジンが使える以上、ネット通信に問題は起きていない可能性が高いと言えます。すなわち、WEBサイトそれ自体に何らかの問題があるかもしれないのです。その場合は、ユーザー川ではどうしようもできません。そのページの運営者が復旧作業を終えるまで待つしかありません。
また、未成年の場合は、親が「セーフ・ブラウジング」を導入している場合もあります。セーフ・ブラウジングとはアダルトサイトなどの18歳未満が利用できないサイトを検索結果から除外したり、アクセスできなくしたりする仕組みのことです。
保護者が有害なサイトへのアクセスを防止するためにキャリアを経由して「セーフ・ブランジング」に関連するサービスの申し込みを実施している場合、その影響であなたが見たいサイトが開けないこともあるでしょう。
警告は無視しないように気をつけよう
なお、Googleなどの検索エンジンでは、一定の基準に基づいて危険なサイトにアクセスしていることを警告してくれる場合があります。みなさんも「この接続ではプライバシーが保護されません」などの表示を閲覧したことがあるかもしれません。
このような表示が出たときは無理にアクセスしないほうが賢明です。タイトルに騙されて開いた結果、個人情報が危険に晒されるなんてこともあり得るので気をつけてくださいね。
記事に関してコメントする