iPhoneのガラスコーティングをしない方がいい理由|メリットも解説

iPhoneのガラスコーティングをしない方がいい理由|メリットも解説
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iPhoneを購入した際に、スクリーンにガラスコーディングを施すことを検討している人たちもいるはずです。画面を大事に使う上では選択肢のひとつになりますよね。ところが、なかには、ガラスコーディングをやめたほうがよいという意見もあります。実際のところ、どうなのでしょうか?

この記事では、iPhoneのガラスコーティングをしない方がいい理由を解説しています。また、メリットとデメリットも紹介しているので、両者を比較した上で自分にとっての最適な選択肢を見つけるのに役立てたら幸いです。

目次

iPhoneのガラスコーティングとは?

iPhoneのガラスコーティングとは、特殊な塗料を使って画面を強化する技術のことです。スマートフォン以外にも液晶のある端末で利用可能なサービスとなっています。Appleではガラスコーティングのサービスは提供されていませんから、国内の専門店に依頼する必要があります。

いわゆる、貼るタイプのガラスシートとは違って、一度、コーティングしたら半永久的に取れないという特徴がありまます。価格も安く、片面だけだと3,000円程度で利用できます。

iPhoneのガラスコーティングをしない方がいい理由

しかしながら、なかには、「iPhoneのガラスコーティングをしない方がいい」と言う人たちもいます。そこには、どのような理由があるのでしょうか?

ここでは、iPhoneをはじめスマホのガラスコーティングをやめたほうがよい理由を3つ紹介していきます。もちろん、「絶対にすべきではない」という話ではないので、自分の状況に応じて参考程度に捉えていただけると幸いです。

理由1 AppleCareの保証対象外になるリスクがある

第1に、iPhoneにガラスコーティングを施すとAppleCareの保証対象外になるリスクがあるため、やめたほうがよいと言われています。

ガラスコーティングが改造行為とみなされてしまうわけです。実際に、Appleサポートに問い合わせてみたところ、保証対象外になる可能性があるとの回答をもらっています。実際に、Appleの公式サイトでも対象範囲外の判定として改造行為が含まれることが明確に記載されています。

(g) Apple または正式な権限を有する Apple 担当者以外の手によって開封、修理、改造、改変された対象機器の損傷 (原因を問わず)

Apple公式サイト『AppleCare+利用規約』より引用(最終確認日:2024年2月7日)

ガラスコーディングが改造の要件を満たすのかについては議論がありますが、iPhoneが壊れたときに修理してもらえない可能性がある以上、損失が大きいですから控えたほうがよいという判断もあるでしょう。

理由2 正規店で下取りしてもらえない

第2に、ガラスコーディング済みのiPhoneは正規店で下取りしてもらえない可能性があります

いわゆる、「改造品」と評価されてしまうと、受け付けてもらえないかもしれないのです。店舗のスタッフがガラスコーディングに気づかない場合もありますが、バレたときに下取りを拒否されると予定外の出費が発生するおそれがあるので注意してください。

これに関しては、Appleストアでも具体的な基準を提示しているわけではありません。あくまでも、個別の判断になると推察されます。ただ、ガラスコーディングは見ればすぐにわかるので、下取りに影響が出るおそれがあることに留意しておきましょう。

理由3 一度やったら取れない

第3に、ガラスコーディングは一度やったら二度と取れないという難点があるため、しない方がいいと言う人たちもいます。

専門店に依頼した際に、自分の想像とは違う仕上がりになっても元に戻せないわけです。iPhoneは日常的に使うものですから、イメージに合わない状態なのは結構なストレスですよね。けれども、どんなに嫌だったとしても、ガラスの塗料を剥がすことはできません。

新しいiPhoneを購入までは我慢するしかないのです。そのため、ガラスコーディングで後悔しないためには、サンプル品をよくチェックしておくことを推奨します。仕上がった後のイメージがわかっておけば、利用の是非を判断できるはずです。

ガラスコーティングのメリット

とはいえ、ガラスコーティングにもメリットがいくつかあります。AppleCareに加入しておらず、正規店での下取りも検討してないなら、むしろ利点の方が大きいと判断する人たちもいるはずです。ここでは、代表的なメリットを5つ紹介していきます。

iPhoneにガラスコーティングを施すメリット

  • メリット1 落下などの衝撃を吸収するので液晶が割れにくくなる。
  • メリット2 コーティングによって擦り傷が付きづらくなる。
  • メリット3 皮脂や化粧汚れが落としやすくなるため衛生的な状態を維持しやすい。
  • メリット4 液晶フィルムよりも画面がクリアになる。
  • メリット5 フィルムの劣化による貼り直しが必要ない。

メリット1からメリット3まではガラスシート型の液晶フィルムでも実現可能ですが、メリット4とメリット5はガラスコーティングならではの価値と言ってよいでしょう。

ただし、ガラスコーティングを提供している事業者によって特徴が若干異なることに注意してください。なかには、Apple製品は受け付けない店舗も存在します。大手から中小企業までさまざまなタイプの職人企業があるので、ホームページを見て慎重に選びましょう。

けれども、しない方がいい理由を考慮したときにデメリットの方が大きいと感じたなら、やめておいたほうが得策です。

ガラスシートでも十分

iPhoneのガラスコーディングに関するメリットを考えると、ガラスシートでも十分かもしれません。実際、いつでも剥がせたほうが修理したり、売ったりするときに便利であるに違いないでしょう。

近年では、落としても画面が割れないように高強度の保護シートも多数販売されています。経年劣化のリスクは否定できないものの、値段としても比較的に安く購入できるものが多いですから買い換えてしまえばよいだけです。ネットでもすぐに注文できるので自分に適した商品を探してみてください。

iPhoneのガラスコーティングをしない方がいい理由|メリットも解説

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この記事の監修者

D-Terminal編集部はSNS、オンラインコミュニケーションツール、AIなどのデジタル領域における問題解決に資する最終地点として、読者の皆様に記事形式で情報を伝達するプロフェッショナルです。デジタル分野に知見のあるライター、編集者、校閲者から構成されたチームで記事を制作しています。

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