みなさんのなかには、X(旧Twitter)で関わりたくないユーザーがいる人たちもいるはずです。実際、誹謗中傷やストーカーなどの迷惑行為を働く利用者も少なくありません。その場合は、特定のユーザーとの関わりを拒絶するブロック機能が有効です。
とはいえ、ブロックした事実がバレるのが怖いと感じる人もいるでしょう。逆恨みでトラブルに巻き込まれるのも心配ですよね。実際のところ、Xでは、相手にバレずにブロックできるのでしょうか?
この記事では、「X(旧Twitter)でブロックをわからないようにできるのか?」という疑問を考察しています。また、ブロックがバレる理由もまとめているので、Xを利用している人たちは参考にしてみてください。
X(旧Twitter)のブロックをわからないようにできる?
さて、X(旧Twitter)では、相手に気づかれないようにブロックできるのでしょうか?
結論から言えば、Xで特定のアカウントをわからないようにブロックする手段はありません。
ブロック後に通知が届くわけではありませんが、相手があなたのプロフィールにアクセスした時点で確実にバレます。実際に、ブロックされたユーザーのプロフィールページを開くと、「〇〇さんはあなたをブロックしました」という通知が表示されるため、隠しようがないのです。

そのため、相手にX上での関わりを拒絶した事実を知られると気まずい場合は、アカウントをブロックしないほうがよいと言えます。なかには、しつこい人や逆恨みする人もいるので、くれぐれも注意してください。
ブロックしたことがバレる理由
なお、相手のアカウントをブロックしたことがバレる理由は他にもあります。ここでは、本人にブロックがバレると言われる要因を具体的に説明していきます。
理由1 検索結果に表示されなくなる
第1に、検索結果に相手のページや投稿が出てこなくなるため、アカウントをブロックした事実がバレます。
フォローしているアカウントが多いユーザーはタイムラインで投稿をチェックするのではなく、Xの検索エンジンから相手のページにアクセスしている可能性が高いと考えられます。
いつもなら表示されるはずのアカウントが急に出てこなくなれば、調べようとするのが人間の心理です。実際、サブ垢で再検索したときにあなたのアカウントが出てくれば、ブロックされたと判断できるわけです。
理由2 プロフィールに通知が出る
第2に、先述のとおり、ブロックされたことを示す通知がプロフィールに出るのでバレる可能性が高いです。
通常、アカウントがブロックされると、フォローリストからも消えます。タイムラインにも表示されなくなるので、相手のページにアクセスすること自体が難しくなるのですが、検索履歴やDMのスレッドから飛ぶことは可能です。その際に、「〇〇さんはあなたをブロックしました」と出てくるので、絶対にバレるわけです。
はっきりと言葉でブロックした事実が示されるので、相手もショックを受けるかもしれません。なかには、X以外のソーシャルメディアやLINEで連絡してくる人もいるので、ブロックするときは覚悟が必要です。
理由3 外部ツールで特定できる
第3に、外部ツールを使ってブロックした人を特定できるため、バレると言えます。
具体的には、次のようなサードパーティーが開発したアプリケーションが存在します。
ブロックを特定できる外部ツール一覧

その1 えごったー
えごったーは、ブロックされたアカウントの数とユーザー名まで調べられる一番有名なアプリケーションです。

その2 ぶるろっく
ぶるろっくは、自分のアカウントがブロックされている数を把握できる外部アプリです。相手が連携してないと意味がありませんが、400万人以上のアカウントと紐づいているのでブロックした人がわかる可能性があります。
上記のアプリケーションを使えば、ブロックされている状況を把握できます。Xのアカウントを積極的に運用している人はフォロワーの増減数を管理している可能性もありますから、その分だけブロックしたことがバレる確率も高くなると考えられます。
ブロックはバレる覚悟で実行しよう
以上のことからも、X(旧Twitter)のブロックは相手にバレると言わざるを得ません。関わりを拒否する行為ですから、相手からすれば悲しい気持ちになりますよね。なかには、逆恨みで怒り狂う人もいるかもしれません。その意味では、バレたときのトラブルが心配ならブロックしないのも賢明な判断です。
もちろん、迷惑なユーザーと繋がっているのが気持ち悪いというのも理解できます。けれども、ブロックがきっかけで喧嘩になったり、報復されたりするくらいなら、ミュートにして無視するなど相手を傷つけないやり方を選択するのも大切なことです。
相手の性格や状況を把握したうえで、ブロックのリスクを適切に評価したうえで最終判断を行いましょう。なお、少しでも危険を感じたら、家族や友人、弁護士などの専門家に相談してください。放っておくと、予想だにしない事件に発展するかもしれません。自分の身を守るには先手を打つことが重要なのです。
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