PayPay(ペイペイ)でよくある後悔4選|やめたほうがいいのか?

PayPay(ペイペイ)でよくある後悔4選|やめたほうがいいのか?
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PayPay(ペイペイ)は国内で最も普及しているキャッシュレス決済サービスです。利用者は6,000万人を超えており、スマホ利用者のほとんどが使っていると言っても過言ではありません。しかしながら、なかには、PayPayを使って思わぬトラブルを経験したことのある人たちもいるようです。

この記事では、PayPayでよくある後悔4選を解説しています。また、「やめたほうがいいのか?」という疑問やメリットについても考察しているので、PayPayを使っている人やこれから利用を検討している人は参考にしてみてください。

目次

PayPay(ペイペイ)でよくある後悔4選

さて、PayPayを使っている人たちが陥りやすい後悔とは、具体的にどのようなことがあるのでしょうか?

一概には言えませんが、ここでは大きく4つの視点から失敗談をまとめていきます。

その1 マネーライトで出金できない

第1に、PayPayで本人確認を行わずにチャージした結果、金銭が「PayPayマネーライト」に変換されて出金できずに後悔している人たちもいます

PayPayの電子マネーは、「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」の2種類に分かれています。PayPayマネーは出金可能な残高です。本人確認を完了した人が利用可能になります。一方、PayPayマネーライトは本人確認が終わっていないユーザーに付与される出金不可能な残高です。

これに関しては公式HPにも次のように説明されています。

PayPayマネーとは、出金が可能なPayPay残高です。

PayPayマネーを利用するには、「本人確認書類による本人確認(eKYC)」が必要です。

なお、所定の本人確認をしても、手続き前に保有しているPayPayマネーライト、PayPayポイントが、PayPayマネーになることはありません。

PayPay公式HP『PayPayマネーとは』より引用(最終確認日:2023年12月6日)

この違いを知らずに本人確認前に大金を電子マネー化したり、飲み会の立て替え料金を受け取ったりすると、後から現金化できずに困ってしまうわけです。残念ながら、本人確認する前にチャージした金額はマイナンバーカードあるいは運転免許書によるeKYCの手続きを済ませた後でも出金できません。

その2 現金が必要で困った

第2に、PayPayを頻繁に使うようになった結果、財布に現金を入れ忘れて困った経験のある人たちもいます

ここ数年でPayPayで決済できる店舗やサービスは急速に増加しています。けれども、なかには、時代の趨勢にかかわらず、現金のみで取引している事業者もいます。とりわけ、老舗や地方の飲食店では、現金主義で取引している人たちも数多くいるのです。

そのため、少しばかりの現金を持ち歩いていないと、支払いができない場面に遭遇するおそれがあります。その結果、食い逃げを疑われるなどトラブルに見舞われるなんて災難が降りかかることもあるのです。

キャッシュレス決済に慣れると、お札や硬貨を持ち歩く必要がないため、手荷物が減ってかなり便利ですよね。とはいえ、全ての決済に使えるわけではないことに留意しておいてください。

その3 決済音で恥をかいた

第3に、PayPayの決済音で恥ずかしい思いをして後悔したという方たちもいます

例えば、大学で講義を受けているときに、ネットショップの決済をPayPayで実行すると、「ペイペイ」と甲高い声が響き渡り、スマホを見ていたことが教員を含めて全体にバレてしまうことがあるわけです。音量を下げていないと、結構なボリュームの決済音が鳴るので、周りにも確実に聞こえてしまうでしょう。

その結果、不真面目な態度で成績を下げられることに加えて、信頼を失うおそれがあるので注意してください。なお、PayPayの決済音を下げる方法について知りたい人は以下の記事をご覧ください。

その4 決済手段が手軽で使いすぎた

第4に、スマホを用いたキャッシュレス決済は手軽に使えることから現金よりも使いすぎてしまう人たちもいるようです

いわゆる、家計簿を毎日つけて1日の予算上限をしっかり決めている場合は、日常的に散財するリスクは少ないと考えられます。けれども、どんぶり勘定で生きている人たちは、わざわざ現金を引き出さなくてもスムーズに使えるキャッシュレス決済によって、いつも以上に使いすぎてしまうなんてこともあるようです。

これはPayPayに限らず、クレジットカードを使いすぎる人たちにも共通していると考えられます。決済がスムーズということは、その分だけ思い留まる要素が少なくなるということなのかもしれません。改めて、日頃から計画的にお金を使うリテラシーが求められていると言えるでしょう。

PayPayはやめたほうがよいのか?

それでは、上記のような後悔する出来事が起こってしまう以上、PayPayはやめたほうがよいのでしょうか?

結論から言えば、PayPayは使い方次第で便利な決済手段になるので、やめる必要はありません。むしろ、使いこなすための利点をしっかり学んだうえで、日常の支払いに活用すればメリットのほうが大きいと言えます。

具体的には、PayPayには次のようなメリットがあります。

PayPayのメリット

  • メリット1 必要最低限の現金を持ち歩くだけで済む。
  • メリット2 個人間送信で割り勘が簡単にできる。
  • メリット3 ポイント還元でお得に買い物ができる。
  • メリット4 支払い履歴をスマホで管理できるようになる。
  • メリット5 当選キャンペーンでポイントを取得しやすい。
  • メリット6 クーポンなどの利用者特典が設けられている。

PayPayは決済以外にも証券や保険などスーパーアプリとして領域を横断した幅広いサービスを提供しています。慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、一度上手に使いこなせるようになれば、生活の利便性が向上します。

一部の人たちの間では、PayPayの本人確認で取得された情報が漏洩して危険に晒されるという意見もありますが、今やインフラとして定着している大規模なサービスですからセキュリティ体制も強化されています。そのため、PayPayに付随するリスクはネットに関連するすべてのサービスにあると言っても過言でありません。

もちろん、だからと言って、ユーザー側が何もせずに任せればよいというわけではありませんが、「個人情報が悪用される」という1点を持ってやめたほうがよいというのは暴論かもしれません。

計画的に利用しよう

キャッシュレス決済は国を挙げて推進しているインフラとなりつつあります。日本国内でもほとんどの店舗でPayPayによる決済が可能となりつつあります。

今後は現金を使うことのほうが少なくなるかもしれません。場合によって、今後は海外でも使えるようになる可能性もあるでしょう。

ただ、日頃から金銭を管理していない人は、その手軽さから無計画にPayPayマネーを消費してしまうこともあるといいます。総じて、お金の管理をしていないことが原因なわけですが、自分の資産を守るのは混迷極まる時代において大切な生きる術です。

これを機会に後悔しないためにも家計簿をつけて始めることをおすすめします。

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この記事の監修者

D-Terminal編集部はSNS、オンラインコミュニケーションツール、AIなどのデジタル領域における問題解決に資する最終地点として、読者の皆様に記事形式で情報を伝達するプロフェッショナルです。デジタル分野に知見のあるライター、編集者、校閲者から構成されたチームで記事を制作しています。

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