PayPay(ペイペイ)では、ユーザー同士でチャージ済みの電子マネーを送金する機能があります。みなさんのなかにも、割り勘や借りたお金を返すときに使用した経験のある人たちもいるはずです。現金を持っていなくても、スマホひとつで金銭の送受信ができるのは便利ですよね。
とはいえ、なかには、SNSなどのネットで知り合った相手から物品を購入するときにPayPayで支払うなんてこともあるかもしれません。その際に、「自分の本名を知られるのは嫌だ……」という人たちもいると考えられます。実際のところ、受取人に名前を知られる可能性はあるのでしょうか?
この記事では、「PayPayの送金で名前はバレるのか?」という疑問について考察しています。また、個人情報を隠す方法やおすすめの表示名も紹介しているので、送金時に本名を表示することに抵抗感がある人たちは参考にしてみてください。
PayPayの送金で名前はバレる?
さて、PayPayで送金する際に、受取人に自分の名前を知られてしまうのでしょうか?
結論から言えば、PayPayアカウントの表示名を実名以外のネーミングに設定すれば、送金を受け取った相手に自分の名前がバレることはありません。
相手の画面には、「アカウントの表示名」で設定されている名前が出てくる仕組みになっています。逆を言えば、ここに本名を登録している場合は送金した相手に実名がバレるわけです。そのため、名前を知られたくないのならば、あらかじめ表示名を変更しておきましょう。
PayPayアカウントで個人情報を隠す方法
それでは、PayPayアカウントで送金時に個人情報を隠すには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
その方法は以下のとおりです。
PayPayの送金時に表示される名前を変更する方法
当然ながら、犯罪行為で悪用すれば、相手からの情報開示請求でPayPayアカウントに登録されている本名が特定される可能性はあります。ルールを破らずに安全な使い方を心がけてください。
PayPayアカウントでおすすめな表示名
とはいえ、PayPayアカウントの表示名が思いつかずに困っている人たちもいるかもしれません。送金時に表示される名前なんてなんでもよいわけですが、ここでは、おすすめの表示名をいくつか紹介しておきます。
PayPayアカウントでおすすめな表示名
第1に、LINEアカウントの表示名に合わせることで、受取人が自分からの送金であることを認識しやすくなります。送金した事実を知ってもらう必要があるならば、実名ないし別なサービスで使用している情報と関連させておいたほうがよいでしょう。
第2に、自分が日常的に使っているニックネームもよいでしょう。なお、日本語や英語などの複数言語での表示が可能です。
第3に、暗号を適当に発行してつけておくのもよいと考えられます。特に、個人情報を隠したいならば、自分に関連する情報を表示に反映させるのは避けるべきです、以下のサイトで無料で英数字の組み合わせを発行できるので使ってみてください。
QRコードの読み取りで身バレする?
なお、PayPayで送金する際にアカウント情報を共有する必要があります。その時に、QRコードを送信しようと考えている人たちもいるでしょう。とはいえ、それによって身バレするおそれはあるのでしょうか?
アカウントに本名や顔写真を使っていない限り、QRコードの読み取りで身バレする可能性はないと言えるでしょう。電話番号を知られるようなこともありません、
あくまでも、送受信先の情報をお互いに共有するだけなので安心してください。
悪事を働けばバレる
とはいえ、PayPayを犯罪行為に悪用すれば、情報開示請求などの手続きによって個人を特定されると考えられます。すなわち、悪事を働けば名前をはじめ個人情報はバレるのです。アカウント上に表示されている情報から自分を割り出せなくとも、運営側が取得している情報からなら一発でわかります。
いうまでもなく、ITサービスはデバイスを通じて利用される以上、記録に残りやすい性質を持っています。これまでは放置されていたネット社会の犯罪も明るみに出ており、隠し通せるなんてことはないのです。軽率な気持ちで人生を棒に振るわないように適切な利用を心がけてください。
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