みなさんのなかには、PayPay(ペイペイ)で残高をチャージするときの安全性に関心を持っている人たちもいるはずです。キャッシュレス決済が当たり前のように利用されるようになって、そのリスクに興味を抱くことは大切なことです。実際のところ、どのようなやり方が一番安全なのでしょうか?
この記事では、PayPayの安全なチャージ方法について解説しています。また、おすすめのチャージ方法や現金のみでのやり方にも言及しているので、PayPayを利用している人たちは参考にしてみてください。
PayPayの安全なチャージ方法
さて、PayPayの残高を安全にチャージするには、どの方法が一番よいのでしょうか?
結論から言えば、PayPayの残高をチャージする手段に安全性の差はほとんどありません。
冷静に考えると、キャッシュレス決済サービスにとって残高の補充はサービスの根幹を支える重要な仕組みです。そこに利用上の危険が及ぶなんてことになれば、ユーザーからの信頼は失墜します。その結果、競合サービスへの乗り換えが起きれば、事業が破綻することにもなりかねません。
だからこそ、どの手段も安全に設計されていると考えられます。PayPayの公式HPによれば、残高をチャージする方法は全部で7つあります。
PayPayで残高をチャージする方法
- 方法1 銀行口座
- 方法2 PayPayクレジット(旧あと払い)
- 方法3 セブン銀行・ローソン銀行のATM
- 方法4 ソフトバンク・ワンモバイルまとめて支払い
- 方法5 Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金
- 方法6 PayPayカード
- 方法7 青バッジありPayPayカード
ただし、PayPayクレジットやPayPayカードは利用上限額までチャージ不要で決済できるので、他の手段と比べて使いすぎてしまうという危険性はあります。
加えて、ソフトバンク・ワンモバイルまとめて支払いは月初の最初は無料ですが、2回目以降はチャージする度に一定の利率をかけた手数料が発生します。
PayPay残高をチャージするおすすめの方法
以上のことを踏まえると、PayPay残高を計画的に利用するためのお得なチャージ方法として、銀行口座或いはセブン銀行またはローソン銀行のATMを使用することをおすすめします。
もちろん、チャージせずに利用可能なPayPayクレジットやPayPayカードとの連携はいざという時に残高不足に悩まされることはないので、便利な方法に違いありません。日々の収支を細かく管理しているならば、メリットの方が大きいと言えるでしょう。
しかし、どんぶり勘定で過ごしている人たちにとってまとまった金額がいつでも簡単に決済できる状況は可処分所得以上の支出を生み出す要因にもなるので注意が必要です。実際、クレジットカードを使い過ぎて、リボ払いに悩んだなんて経験のある人たちはやめておいた方がよいでしょう。
また、ソフトバンク・ワンモバイルまとめて支払いを使った残高のチャージもおすすめできません。特に、月初の1回目は手数料が不要ですからお得ですが、2回目以降は有料です。本来ならば、支出せずに済む手数料を払うのはバカらしいですし、年間で数万円単位を消費するなんてことにもなりかねません。
その意味では、手数料不要でチャージした分だけ使用する「銀行口座」と「コンビニATM」を使った方法が一番安全で経済的なリスクの少ない手段と言えるでしょう。ただし、PayPayクレジットやPayPayカードをうまく活用すれば還元率が高くなるので、計画的に使える人たちはこちらもおすすめです。
現金のみでチャージできるのか?
なお、PayPay残高を現金のみでチャージするには、どうすればよいのでしょうか?
結論から言えば、セブン銀行或いはローソン銀行のATMを使えば、手元の現金でPayPay残高をチャージできます。そのやり方は以下のとおりです。
PayPay残高をATMでチャージする方法
使用するATMによって画面の表示が違う場合があるので気をつけましょう。
10分以内に入力しなければエラーが出ます。
ローソン銀行でチャージする場合は、おつりが出ません。そのため、チャージ金額とぴったりのお札を用意しましょう。小銭は使えないので注意してください。
なお、この手続きに関する詳細について知りたい人たちはPayPayの公式サイトを確認してください。
上記の詳細について知りたい人たちは以下の記事を確認してください。
専門スタッフが24時間稼働している
PayPayはユーザーの安全を守るために、セキュリティ監視スタッフが24時間365日、不正利用が起きないようにチェックしています。これに関しては、PayPayの公式HPでも次のように記載されています。
金融機関との協力・システムによる不正検知に加えて、セキュリティ専任スタッフが24時間/365日、不正な利用がないかを監視しています。
PayPay公式HP『PayPayの安全・安心への取り組み』より引用(最終確認日:2024年1月10日)
このほかにも、2要素認証やお客様情報の暗号化、不正利用時のアカウント即時停止措置など、ユーザーの安全な利用環境を実現するためのきめ細やかな体制作りに注力しています。大切なことはチャージに関するトラブルが起きたときは瞬時にカスタマーサポートに問い合わせて迅速な対応を依頼することです。
もちろん、だからと言って「絶対に大丈夫」とは言えませんが、「これでだめならどこもだめだろう」というレベルで対策しているのは事実です。実際、サイバー攻撃を企てるテロリストもいることから、PayPayが狙われる可能性もゼロではありません。
だからこそ、問題が起きたときは時間をあけずに、速やかな対応を自主的に行うことが安全を担保するうえで重要なのです。事業者もまた安全管理措置を改善し続けることが求められますが、利用者自身が自らの安全を外部に依存するだけでは、いざと言う時に被害を防止することはできないでしょう。
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